日商巖井 グループ経営を強化
物流子會社を統合し「日商巖井ロジスティクス」を設立
2001年8月22日
日商巖井株式會社は、エヌアイロジスティクス株式會社(本社東京都港區、諸星廣明社長)とエヌエスシー?ロジスティクス株式會社(本社東京都港區、阿部徹社長)を10月1日付で統合し、「日商巖井ロジスティクス株式會社」へ社名変更いたします。
新會社の資本金は1億4,390萬円で、資本構成は日商巖井グループ95%、センコー株式會社5%となり、將來的には國內外で戦略的アライアンスを組み、外部資本の導入もめざします。
エヌアイロジスティクスは1986年に設立され、日商巖井からの輸出入貿易の受託業務を中心に海上?航空貨物輸送を行なっています。一方、エヌエスシー?ロジスティクスは1998年に設立され、食料品の共同配送、量販店向けの商品の保管?配送等の3PL事業を行なっています。
日商巖井は、新會社を関係會社グループの物流サービスにおける戦略的中核會社と位置づけ、エヌエスシー?ロジスティクスの3PLおよび共同配送のノウハウを広く他の日商巖井グループの事業分野にも活用し、國內物流取引の業容拡大をめざします。 また、戦略的パートナーとしてセンコー株式會社を新會社の株主に迎えることにより、同社の持つ物流技術および倉庫等の物流資産と日商巖井の持つ商流の組み合わせにより、 新規ビジネスの開発を図ります。
日商巖井では、総合商社の機能を活かした新しいビジネスモデルとして、情報技術(Information Technology)、金融技術(Financial Technology)、物流技術(Logistics Technology)の各分野での特化を進めています。情報技術分野、金融分野ではそれぞれアイ?ティー?エックス株式會社、日商巖井エフ?ティー?エックッス?ホールディングス株式會社を設立しており、今回設立する日商巖井ロジスティクス株式會社は、物流技術分野での立上げという位置づけになります。今後も各分野での技術を駆使して、商社ならではの活動を積極的に展開してまいります。
以上