日商巖井、グループ経営をさらに強化宇宙航空、舶用機器分野の販売會社「日商巖井エアロマリン株式會社」を設立
2001年7月23日
日商巖井株式會社100%出資の子會社である日商巖井エアロスペース株式會社と日商巖井機器 販売株式會社は、2001年9月1日付で合併し、機器専門商社の日商巖井エアロマリン株式會社とし て発足致します。
日商巖井エアロスペース株式會社は1975年に設立され、宇宙?航空?防衛関連の機器、部品、材料、 裝置ならびに各種システムの輸出入および國內販売を主たる業務としています。 一方、日商巖井機 器販売株式會社は1974年に設立され、舶用機械?機器を中心に自動車用ギアー、産業用減速機 等の各種汎用機械?機器の輸出入、國內販売を行っています。 両社はともに25年を超える社歴を 持ち、日商巖井が歴史と伝統を誇る宇宙航空、舶用機器の産業分野において業界トップクラスの優 良商権と販売力を保有しており、著実な業績を上げ続けています。
日商巖井エアロマリンは、航空機産業と造船産業という異なった事業領域を持つ企業同士の合併と なりますが、大手重工メーカーでは航空産業と造船産業の両分野を手掛けているところが多く、取引 先が共通であることから、合併によるシナジー効果と相互補完からの提案型商內により取扱商品、 分野の営業拡大を目指す事が可能となります。 また、蓄積された専門知識と高品質なサービスをベ ースとした機器類の販売、という基本的な商形態も両社に共通しています。 日商巖井エアロマリンで は、合併による営業力の強化と先端技術を中心とする新規事業の開拓、経営の効率化等により、確 固たる営業基盤を確立する事で事業価値の増大を図ります。
近い將來のIPOを視野に入れた経営を目指す日商巖井エアロマリンは、當面の目標として2,000 億円の売上規模を目指しております。
「中期経営計畫-2002」を実行中の日商巖井では、連結経営を更に強化するため、シナジーを生む 関係會社の統合策を実行しており、本件はその一環として行うものです。
日商巖井エアロマリン株式會社 概要
設 立 | : | 2001年9月 |
所在地 | : | 東京都港區赤坂2-17-22 |
資本金 | : | 5億6,180萬円 |
代表者 | : | 代表取締役社長 辻野 英朗 (日商巖井エアロスペース社長) 代表取締役副社長 瀬川 三喜雄(日商巖井機器販売社長) |
売上高 | : | 1,665億円(2001年3月) |
社員數 | : | 194名 |
日商巖井エアロスペース株式會社
設 立 | : | 1975年4月 |
所在地 | : | 東京都港區赤坂2-17-22 |
資本金 | : | 4億1,000萬円 |
売上高 | : | 1,175億円(2001年3月) |
社員數 | : | 127名 |
日商巖井機器販売株式會社
設 立 | : | 1974年2月 |
所在地 | : | 東京都港區赤坂2-3-4 |
資本金 | : | 4億6,000萬円 |
売上高 | : | 490億円(2001年3月) |
社員數 | : | 67名 |
以上