日商巖井プラント機器、廃プラスチック分別システムの販売を開始
~環境配慮型リサイクルビジネスを強化~
2001年3月28日
日商巖井プラント機器株式會社は、株式會社御池鐡工所および巴工業株式會社とともに共同開発した廃プラスチック濕式分別システム「プラセンエースシステム」の販売を開始致しました。
「プラセンエースシステム」は、御池鐡工所が総合エンジニアリングを、巴工業が機器の製造?設計を請け負い、日商巖井プラント機器が総販売元となり、初年度には約20億円分(10システム)の販売を予定しております。
1995年6月に施行された容器包裝リサイクル法により、一般廃棄物中のプラスチック類の再資源化が義務付けられるようになりました。同システムは、廃棄物中に混在する多種多様なプラスチックを高効率かつ確実に選別?回収するプラスチック再資源化システムです。また、各プラスチックの選別方式に比重の違いを利用し、選別機器に水を使用する「濕式」を採用する事で、廃プラスチックの洗浄効果も持ち合わせています。
これにより、従來は困難であった廃棄物中に混在するポリプロピレンやポリエチレンと塩化ビニールとの分離はもちろんの事、比重の大きく違う発砲スチロールと塩化ビニールとの分離、ペットボトルからポリエチレンとその他の樹脂との分離など、使用目的に合わせた選別が可能となります。質の高い二次製品の製造を実現することで、リサイクルの促進ひいては環境保全に大きく寄與致します。
以上