日商巖井、アジアでの個別半導體ビジネス強化のため、シンガポールに販売會社を設立
2001年3月21日
日商巖井は、日商巖井本體と日商巖井の100%子會社である日商巖井デリカ株式會社、株式會社シティフーズで展開している畜産?園蕓事業を統合し、2001年4月1日設立の日商巖井ミート アンド アグリプロダクツ株式會社(NIMA、社長 彥坂 健一、本社 神奈川県川崎市)に集約することに決定いたしました。
當社では本體において、畜肉を中心とした畜産品の輸入業務を手がける一方、シティフーズでビーフ?ポークを中心とした販売、日商巖井デリカでチキン及びデリカ商材を中心とした販売を展開してきました。これらの事業を、日商巖井デリカを母體としてNIMAに統合し、シナジー効果を図ります。また、畜産品全般の開発輸入から國內販売?物流までを一手に取り扱うことで、取引先のニーズにより密著した商品開発をスピーディに展開する體制を構築いたします。
また當社本體において園蕓種子、切花、苗、他の園蕓商品、飼料用牧草を取り扱っていますが、これをNIMAに商権移管いたします。海外からの輸入のみならず、三國間、輸出も含めた園蕓農産事業全般の拡大を図るとともに、多様化する顧客ニーズに対応するために人員も増強、より木目細かなサービスを提供していきます。
統合後の新會社となるNIMAの予想年間売上高は630億円、従業員161名、資本金12億1800萬円です。資本構成としては、20~30%について主要取引先10~15社が出資を行い、70%~80%を當社本體が保有する形態となります。これにより日商巖井本體の商社機能、海外拠點網?布陣をフルに活用しながら、同時に國內販売網?物流網を拡充させ、取引先のニーズに対してより迅速、的確に反応できる會社を目指します。
以上